
妊娠初期は、妊娠期間の中でも一番大切な時期だということをご存知ですか?
お腹の胎児が大きくなると妊娠していることは誰から見てもわかりますが、妊娠初期には見た目では判断ができないことも多く、一番マタニティマークが必要な時期とも言われています。
妊娠初期は、胎児をしっかり成長させていく為に必要な期間で、母体である女性にとってもつわりが始まったりする大変な時期でしょう。
この時期に起こりやすいのが切迫流産です
切迫流産って?原因と対策は?
切迫流産とは妊娠22週未満の母体に起こる腹痛や出血のことを言います。
この時、胎児が流産しかかっている状態の為、絶対安静が必要と言われています。
切迫流産の原因は様々で、性行為による性病やストレス、胎児の染色体異常、多胎妊娠、冷えや喫煙などが挙げられます。
これらのリスクによって切迫流産になることがあるのです。
多胎妊娠に関しては、単体妊娠よりも流産のリスクが高い為、初期の段階から管理入院を勧められることも多いでしょう。
また、子宮頸管無力症という場合もあり、妊娠して初めて知るという人が多く、子宮頸管を縫合して流産や早産のリスクを低下させる方法をとることもあるようです。
お風呂どころか絶対安静で!
切迫流産と言われたら、安静にすることを指示されます。
状態によっては、入院が必要になり、ベッドの上から動くことすらも許されない場合もありますので、ドクターの指示に従いましょう。
自宅で安静にしているよう指示された場合も、体力を使うようなことは一切せず、家事もパートナーに任せるか、両親に頼るかして、極力しないように心掛けましょう。
また、お風呂も体力を使いますので、シャワー程度にしておきましょう。
できるならば、2日に1度程度のシャワーにしておくと安心です。
切迫流産と診断されたら、日常生活を通常に送ることができなくなりますが、胎児を守る為だと割り切って生活をするようにしましょう。
子供が生まれたらゆっくり休むこともできませんので、今しかない時間を楽しみましょう。