
稽留流産の原因は未だ明らかにされていません。
流産の場合、15人に1人の割合で起こるとされています。
初期は、赤ちゃん側に何かしらのトラブルがある場合が大半です。
医学的に見ればよくあることで、母親側が自分を責める必要はありません。
ただ、そうは言っても何か兆候があればいいのにと考える方も多いことでしょう。
妊娠発覚から稽留流産に至るまでの私の体験!
異変に気づくことは実際にはとても難しいです。
私自身の実体験を交えて、妊娠発覚から稽留流産に至るまでを述べて行きます。
私は当時29歳で長男は1歳半でした。
次の子は女の子が欲しいと考えていたので、産み分けを実行したのです。
その結果妊娠検査薬では、はっきりとした線ではなくホンノリ陽性になりました。
この時点でちょっと何か変だなと思った記憶があります。
ただ、初期中の初期だからかなと考えていました。
受診では、5週目の段階で具体的なことは何も言われません。
妊娠しているのは確実だけどとのことでした。
とにかく全てにおいてハッキリしない状況だったと言えます。
既に不快感はありました。これを早いつわりだなと感じていたのです。
これが私の場合の兆候でした。
最終的に8週目で心拍確認出来ず、稽留流産と診断されたのです。
今でもどうすれば良かったのか分かりません。
指摘された点で気になることと言えば、授乳です。
長男はまだ授乳中で、流産の可能性が高くなると指摘されました。
そうは言っても、これが直接の原因ではないでしょう。
産科の常識は数年で変わります。
その後次男三男を出産しましたが、授乳に関してはそこまで神経質にならなくてもいいと言われたのです。
妊娠中、育児本などを参考に自分自身で勝手に判断してしまうことも多いでしょう。
実際、私も不快感を軽視してしまいました。
確かに体調の変化は人それぞれです。
稽留流産の場合は防ぎようがないことでしょう。
それでも、あまりに分からないことが多すぎる場合は相談することも大事です。
出来れば、自己流の産み分けも本来はすべきではないかもしれません。
稽留流産は身近な問題です。
多くの家族に幸せが訪れるように、この可能性を考え続けることが必要だと感じます。